楽しいクリスマスパーティの後は今回初の試み、参加者全員と実行委員の話し合いがワークショップ形式で行われました。
子供はマジック、似顔絵、編みぐるみ作りなどボランティアさんに遊んでいただき大騒ぎの中、大人は5つのグループに別れ、限られた時間の中で、今後のリフレッシュの展望、子ども達に何ができるか、リフレッシュに参加しての感想などを話し合い、福島での生活の様子もお聞きしました。
春夏参加のリピーターの方々は打ち解けた雰囲気の中、前回と今回のリフレッシュとの比較や改善点、希望など活発に発言していただき、改めて私達が今後どのように支援を続けていくか、何を必要とされているかの再確認ができました。
初参加の方々には、リフレッシュに参加できて良かった、もっと沢山の受け入れをして欲しい、全国にこのような活動が拡大して欲しいというご感想をいただきました。
福島ではなかなか放射能の事を口に出せない、
子どもの活動を制限し、食べ物も気を遣い、
週末は線量の低めの場所にわざわざ子どもを連れ出す生活。
普段仕事もしながら子育てをし毎日張り詰めた心で生活をしている福島のお母さん。
世田谷に来れば思っていること、不安などを吐き出すことができ、
子どもをのびのびと遊ばせてあげられます。
「保養」という意味では世田谷は難しい面もありますが、少しでも線量の低い場所で、
気持ちを緩めて楽しい時間を過ごし、リフレッシュしてもらうのがこの活動の目的の
一つであると感じました。 (M.O)