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「除染目標達成でも帰村せず」 飯舘村民の7割 アンケート

東京新聞 2013年1月11日 朝刊


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 東京電力福島第一原発事故で全村避難した福島県飯舘村民を対象としたアンケートで、回答者の七割近くが、国が実施している除染の目標を達成しても帰村しないと考えていることが分かった。除染以上に避難先での生活再建支援を求める声が強く、除染と帰村を掲げる国や村の施策に影響を与えそうだ。 続き>


村民全有権者調査『飯館村の避難生活実態と復興に関する飯館村成人アンケート調査結果』日本大学生物資源科学部建築・地域共生デザイン研究室 糸永浩二教授ら実施。NPOエコロジー・アーキスケープ協力 

福島県伊達市 移動教室のレポート 書籍『世界』(岩波書店)

ルポ『福島の子どもたちい「自然」を-伊達市「移動教室」の試みが問うもの』

<以下、上記URLより転載>

筆者:白石 草 (OurPlanet-TV)

 

福島原発事故後、年間の放射能許容基準を20ミリシーベルトに引き上げた日本政府は、市民に対する放射能対策を何もしていないに等しい。自然に恵まれた環境にありながらも、放射能汚染により、自然の中でのびのびと過ごす機会が制限されてしまった福島の子どもたち。そんな子どもたちのために、伊達市では学校の「移動教室」の試みをはじめた。福島県外の学校へ短期間、生徒を移動させ、そこで合宿、授業、そして現地の子どもたちとの交流をさせるものだ。2012年6月、伊達市の富野小学校が新潟県見附市の田井小学校で行った「移動教室」の様子を報告。教師や保護者達の思い、福島の子どもたちの現実を浮き彫りにし、教育とは何かを深く問いかける。

 

しらいし・はじめ インターネット放送局OurPlanet-TV代表。1993年早稲田大学卒業。テレビ制作プロダクション、TOKYO MXなどを経てフリー。2001年OurPlanet-TVを設立。一橋大学大学院社会学研究科地球社会専攻客員准教授、早稲田大学大学院政治研究科ジャーナリズムコース講師を務める。2012年に放送ウーマン賞2011、JCJ賞、やよりジャーナリスト賞特別賞を受賞。著書に『メディアをつくる』 (岩波