「私は命を、子ども達の未来をあきらめるわけにはいきません」
原発事故後、一度は県外に避難したが再び福島に戻り内部被ばくを防ぐ食事づくり、子どもたちの過ごす場所の除染作業を続け、福島で生きていく覚悟をした佐々木るりさんのお話を伺います。2013/06/29sun 講演会のお申し込みはこちらから
<佐々木るりさんプロフィール>
1973年生まれ。
福島県二本松市在住。
真宗大谷派寺院 真行寺で副住職の夫と共に寺務をする傍ら、隣接する同朋幼稚園の教諭を務める。五児の母。
原発事故以降、こどもたちを被ばくの影響から守るために園児の母たちと「ハハレンジャー」を結成し、全国から送られてくるお野菜支援の青空市場開催、セシウム0の園児食「るりめし」作り、講演等で活動中。
忘れてしまいなさいと誰かが言う
これからこの子に降る
雨のことを
忘れてしまいなさいと誰かが言う
これからこの子が吸う
風のことを
忘れてしまいなさいと誰かが言う
これからこの子が口にする
食べ物のことを
そして忘れてしまいなさいと
誰かが言う
この国はこんなにもあっさりと
人を見捨ててしまえるという事実を。
(真宗大谷派が京都で脱原発のイベントをする際に作った『表白』より、抜粋)
(法要前に僧侶が初めに読み上げる趣旨文のようなもの)
「私は命を、子ども達の未来をあきらめるわけにはいきません」
原発事故後、一度は県外に避難したが再び福島に戻り、内部被ばくを防ぐ食事づくり、子どもたちの過ごす場所の除染作業を続け、福島で生きていく覚悟をした佐々木るりさん。
なかなか入ってこない福島の現状、小さな子どもを抱える母の願い、福島から人々に伝えたいこと・・・
ぜひお話に耳を傾けてください。
福島に寄り添い、私たちがいま何ができるか一緒に考えていきしょう。
(佐々木るりさん首相官邸前スピーチより)